お風呂のリフォームとは?
お風呂のリフォームとは
お風呂のリフォームは一戸建てかマンションか、現在の浴室が在来工法かユニットバスか、など色々な場合があり、その分施工の方法も色々とあります。
ただリフォームをご検討されている方は施工方法より基本的にはそこで生活される方のライフスタイルに合ったリフォームを先に考えていただくのが理想的です。
ご家族の人数や老後に関しての不安・小さいお子様の事など様々だとは思います。今はどのメーカーでもそのライフスタイルに合う商品も様々出ていますので一度ショールームなどに足を運んでみるのもいいと思います。「今は何もユニットバスに不自由していないから・・」と言う方も大勢おられると思いますし、確かに無理をしてリフォームをする事もないかも知れません。ただ知っていただきたい事は浴室のリフォームをする事で劇的に生活が変わる事もあると言う事です。
奇麗な浴室になる事によって「お風呂でお子様とのゆっくり話す時間が出来た」「お風呂に入って本当に疲れがとれた」「今までお掃除などにかけていた時間が短縮し、その分違う事が出来るようになった」など色々なお声を聞くのも確かです。
何かのきっかけが出来た時や今までお悩みになられていてそのままになっていた方など、その時は是非一度リフォームに思いきってみてください。思っていた以上のリフォームになるかもしれません。ただ後で失敗したなどがないように、きちんとご家族でプランンをたて業者の方ともしっかり打ち合わせして、そのご家庭のライフスタイルに合ったリフォームをしてくださいね。水廻りが綺麗と運気も上がるといいます。
今のお風呂はどのタイプ?
まずは現状の浴室がどういったタイプでどういった特徴があるか知っておきましょう。
在来工法
床・壁などが主にタイル貼りでできている浴室です。
かつてはほぼこのタイプの浴室でしたが、経年劣化などの原因で主にタイル目地の割れや隙間から漏水するケースがあります。今でも一戸建ての浴室には多く用いられています。
施工の自由度は非常に高く、スペースを無駄にすることなく質感の高い豪華な浴室を作ることができます。
ハーフユニット
在来工法の欠点をカバーすべく、床と浴槽をFRP等により一体化し、壁・天井はパネルやタイル、モルタルなど別資材でできている浴室です。
漏水に対する対策としてはとても有利ですが、床と浴槽が一体成型のためサイズが大きく、現場搬入や施工上に様々な制限が発生するため浴室リフォームには不利なケースが多くみられます。
そのため製品のラインアップ自体が成熟しておらず選択できる商品もそれほど数多くはありません。
ユニットバス(システムバス)
壁・床・天井をパネルで箱状に組み、その中に浴槽を設置した組立式浴槽です。
従来の浴室の懸案事項だった「漏水対策」「施工自由度」「コスト」を現在でも解決すべく日々開発が進んでいます。
「漏水対策」についてはいうまでもありません。ただかなり古い商品の中には壁パネルの鋼板が錆びてきたりするものもあります。そうなったときは漏水の危険サインです。ちなみに最近の壁パネルはパネル本体の素材や表面加工の技術が格段に向上していますので以前のものより断然長持ちします。
「施工自由度」についてもかなり開発が進んでいます。以前のものよりも狭いスペース・広いスペースに設置ができるようにはなってはきました。しかしながらFRPや人工大理石、鋼板等の成型品という性格上、施工自由度も無限ではありません。スペースにあったオーダー品を作成することも不可能ではありませんが、コストがとても大きくなります。
「施工自由度」についてもかなり開発が進んでいます。以前のものよりも狭いスペース・広いスペースに設置ができるようにはなってはきました。しかしながらFRPや人工大理石、鋼板等の成型品という性格上、施工自由度も無限ではありません。スペースにあったオーダー品を作成することも不可能ではありませんが、コストがとても大きくなります。
リフォームするなら在来工法?ユニットバス?
どのタイプからどのタイプへも工事は可能ですが、費用対効果でバランスをとって考えると、浴室のリフォームは現在の浴室のスペースがまずカギになってきます。 サイズの問題がクリアできれば下記の内容を参考にして在来工法かユニットバスかを選ぶことになります。
サイズ
一般的なお宅であれば大体の浴室の設置スペースがパターン化されていますので、サイズが合えばユニットバス、ユニットバスが採用できない浴室サイズや形状なら在来工法と選択するのが一般的になってきました。
質感・デザイン
質感やデザインで選ぶなら在来工法も一つの手かも知れません。高級タイルや石貼りの浴室の豪華な質感は在来工法でしか味わえません。
ユニットバスの壁パネルにも石目調やタイル柄、木目調の柄のものも登場してはいますが、あくまでも”柄”なので気になる方はショールームなどでご確認されることをおすすめします。
メンテナンス
在来工法の場合は配管類がほとんどタイル壁内に埋め込みになってしまいますので、頻繁に起こることではありませんが万一の漏水などの際は大掛かりな工事が必要なケースがあります。
ユニットバスも同様に配管類は隠れてしまいますが、点検口がついている商品が多く、点検・修理が比較的簡単にできることが魅力です。
お手入れ・お掃除
浴室のお手入れ・お掃除はマメにできていればどちらの浴室も大差はありません。ただユニットバスのほうがタイル目地などがない分、お手入れ・お掃除が比較的簡単です。
在来工法の場合は長い間掃除をしないと目地などにカビが生えて大変ですし、ユニットバスも赤カビなどのヌルヌル汚れを放置すると落ちにくくなってしまいます。
浴室は体の汚れを落とす場所なのでやはりこまめな掃除が大切ということでしょうか。
付加機能
換気暖房乾燥機や浴室TV、ミストサウナなど付加機能についてはどちらも大きな差はありません。ただ、在来工法の場合はリフォームの場合、多少施工が大掛かりになる傾向があります。
ユニットバスでしか選べない水栓器具などがあったりしますが、逆に在来工法ではどのメーカーのどの商品でもだいたい取り付けができるでしょう。
少なくともマンションや一戸建ての2階などはやむをえない場合を除き、ぜひユニットバスをお勧めします。漏水に対しては絶対的に有利ですし、それが家の寿命をのばすことにもつながることもあります。
付帯工事を考える
ユニットバスの工事は浴室の中だけの話ではありません。同時に工事することによって費用的に有利になることも多いので、それらもあわせて検討し、計画しておきましょう。
給湯器
ユニットバスの付帯工事で最も多いのは給湯器です。特に追焚機能を追加する場合は給湯器・浴室とそれをつなげる配管を増設する必要があるため、取替えのタイミングとしては最も適しています。
給湯器の号数は1分間に水の温度を25℃上昇させる能力を1号といいます。ですのでたとえば24号は24リットルの水を1分間に25℃上昇させられるということです。号数が大きいほうがより多くのお湯を作り出せるということになります。
目安としては4人家族で一年中シャワーを快適に利用できる性能は24号からとなります。
ちなみに給湯器の本体寿命は約10年が目安だといわれています。あまりに古い給湯器は経年劣化により知らないうちに危険な状態になっていたりするケースもありますので、動かなくなる前に取替えましょう。
洗面室内装
ユニットバスの工事の際、浴室入口のドアもセットのものに交換となります。その際に入口の位置が変更になることが多く、位置が大きくずれると洗面室の壁や床の補修が必要になります。
部分補修になるならいっそのこと洗面室のクロスやクッションフロアを張り替えようという方は多いです。そのほうがきれいに仕上がるためです。
洗面台・洗濯機パン
多くのお宅では浴室のそばに洗面台や洗濯機パンがあるかと思います。これらの設備は給排水管を共有しているケースが多いため一度にリフォームしてしまうケースも良くあります。
浴室拡張
浴室をリフォームする際に浴室そのものを広げてしまうケースもあります。お気に入りのユニットバスを設置するためや介護のためなどによくあるケースです。
間仕切を作り直すためそれなりに費用はかかりますが、少し広げただけでもかなり快適に過ごせるため人気があります。
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